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調所広郷銅像

投稿日:2018年1月22日 更新日:

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調所広郷銅像

調所広郷銅像

調所広郷という人を、知っていますか?

 

いや~、まったく。

 

調所広郷銅像は、鹿児島市天保山町にあります。

 

この記事では、調所広郷の人生を紹介します。

 

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調所広郷の人生

調所清悦の養子となる

調所広郷の像全景

全景

安政5年(1776年)2月5日、御小姓与・川崎主右衛門の次男として、調所広郷は生まれました。

 

苗字が違うってことは、養子入りしたのかな?

 

調所の幼名は、良八。

 

幼い頃の生活は貧しく、天明8年(1788年)、茶坊主・調所清悦の養子になりました。

 

島津重豪による借金

養父が茶坊主ということは、調所も茶坊主になったの?

 

はい。

寛政2年(1790年)に茶坊主となり、剃髪しました。

ただし、出家ではないため、妻をめとり、子をもうけました。

 

寛政10年(1798年)、調所は島津重豪付奥茶道になります。

 

しかし、その重豪による文化政策などで藩の借金は膨らみ、文化4年(1807年)には、126万両に達していました。

 

財政改革主任

琉球館跡

琉球館跡

文政7年(1824年)、調所は側用人格両隠居続料掛となり、琉球口貿易で着実に利益を出しました。

 

借金を膨らませた重豪が、優秀な人物を放っておくわけないよねー。

 

文政11年(1828年)、調所は重豪から財政改革主任に抜擢されます。

 

しかし高利貸しからの負債もあり、借金は文政12年(1829年)に500万両、利払いだけで年60万両に達しました。

 

そのため調所は、大坂商人の出雲屋、平野屋などの協力を得て、改革資金を調達しました。

 

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黒砂糖の専売制の強化

資金調達成功に気を良くした重豪は、天保元年(1830年)

  1. 50万両の備蓄の蓄え
  2. 古い借金証文の取り返し

を新たに命じます。

 

この藩主は、まったく(笑)

 

そこで調所は同年、奄美大島などで黒砂糖の専売制を強化し、10年間で235万両を売り上げました。

 

その額は、薩摩が大坂に出す米の売り上げの、約40倍に達しました。

 

借金の無利子250年返済

そして財政改革の真髄が、250年に渡って借金を無利子で返済するという、一方的な宣言でした。

 

あかんでしょ(笑)

 

借金の無利子250年返済により、商人達は町奉行に訴えます。

 

しかし、調所は幕府に10万両を献上しておくなど、事前に対策を打っており、商人達の不満の押さえ込みに成功しました。

 

服毒自殺

調所広郷の墓

調所広郷の墓

調所広郷による財政改革には、違法な密貿易も含まれていました。

この情報を老中の阿部正弘が掴み、嘉永元年(1848年)12月、調所に問いただします。

 

ゴクリ。

 

天保4年(1833年)に重豪は死去し、藩主の座を継いだ島津斉興は、調所に改革を続行させていました。

 

調所は、斉興に責任が及ばぬよう、嘉永元年(1848年)12月19日、江戸の芝藩邸で服毒自殺しました。

 

 

調所広郷銅像の基本情報

【時】 自由
【所】 鹿児島市天保山町18-5
【料】 無料
【駐】 なし
【交】    鹿児島中央駅から車で10分
共月亭前バス停から徒歩3分

 

調所広郷銅像の地図

Googleマップの大きな地図で見る

 

調所広郷銅像の総評

最後に服毒自殺したってことは、様々な覚悟を決めて財政改革に取り組んだ、気骨のある人物だったのかもね。

 

多くの問題もありましたが、この時に貯めた50万両が、のちの集成館事業など、幕末の薩摩にとって大いに役立ちました。

 

近年、調所広郷は再評価され、銅像も平成10年(1998年)3月に建てられました。

 

年月を増すごとに、価値が上がっていく銅像です。

 

 

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