寺山炭窯跡

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寺山炭窯跡

寺山炭窯跡

 

寺山炭窯跡は、2019年7月に発生した土砂崩れにより、埋没・崩落しました。現在、周辺は立ち入り禁止となっています。再建のめどは、立っていません。

 

寺山炭窯跡って、なーに?

 

島津家28代当主・島津斉彬が興した集成館事業のうち

  1. 反射炉の溶鉄(大砲)
  2. 陶磁器の製造(薩摩焼)
  3. ガラスの製造(船舶用の窓・薩摩切子)

の3つは、燃料として、火力の強い白炭が必要でした。

その白炭の造られた遺構が、寺山炭窯跡です。

 

 

寺山炭窯跡は、鹿児島市吉野町にあります。

 

当記事では、遺構の概要や、白炭の製造方法を紹介します。

 

 

 

 

寺山炭窯跡の概要

出入口

出入口

出入口

寺山炭窯跡の出入口は、県道220号線に面しています。

 

駐車場があるんだね。

 

 

寺山炭窯跡に車で向かうと、案内板を頻繁に目にします。

 

写真の出入口案内板は、ちょっと小さめ。

 

しかし、見落とすことはないでしょう。

 

 

通路

通路

通路

通路

通路

出入口から約100mほど下ると、寺山炭窯跡に着きます。

 

山の中にあるんだ~。

 

 

通路には、急な箇所が幾つもあります。

 

雨の日や車椅子の介助者は、ご注意下さい

 

 

炭窯跡

寺山炭窯跡

寺山炭窯跡

こちらが、かつて白炭が造られていた、炭窯の遺構です。

 

変わった形!

 

 

安政5年(1858年)、炭窯は3基設置されました。

 

現在は、1基のみが現存しています。

 

残る2基の設置場所は、今も分かっていません。

 

 

GPSタグ

GPSタグ

GPSタグ

よく見ると、炭窯跡の石垣に、何か付いてるね。

 

これは、GPSタグです。

 

 

平成27年(2015年)、寺山炭窯跡は、世界文化遺産に登録されました。

 

同時に、GPSタグを通して衛星で監視し、経年劣化による崩壊を防ぐ仕組みが、新たに導入されました。

 

 

黒炭

黒炭

黒炭

炭窯跡手前の土を、よーく見て下さい。

何か気付きませんか?

 

あれ、この黒いのはもしかして?

 

 

白炭を造る際、少量の黒炭も、同時に精製されました。

 

その欠片が、今も周辺に埋まっています。

 

 

寺山炭窯跡での白炭製造方法

粘土質の土

粘土質の土

小川

小川

それでは、ここから白炭の製造方法を、簡単に説明します。

当時の作業員はまず、現地の粘土質の土に小川の水を混ぜて、捏(こ)ねました。

 

どうして、土を捏ねる必要があったの?

 

 

天井部分

天井部分

粘土質の土で窯の上部を覆い、ドーム形の天井を造るためです。

天井には、煙突も備え付けられました。

その後、シイノキなどの原料木を入れ、点火して蒸し焼きに。

こうして、白炭が出来上がりました。

 

なるほど~。

 

 

この製造方法は、斉彬の命令で派遣された薩摩藩士、山元藤助などが紀州で学び、研究したものがベースとなっています。

 

白炭製造地に寺山が選ばれたのも

  1. 原料木
  2. 粘土質の土
  3. 小川

の、3つが揃っていたためでした。

 

 

寺山炭窯跡のアクセス・駐車場・料金

営業時間 自由
場所 鹿児島市吉野町10701-68
料金 無料
駐車場 無料
アクセス 鹿児島空港から車で30分
鹿児島中央駅から車で30分
三州原学園前バス停から徒歩15分

 

 

寺山炭窯跡の地図

→ Googleマップの大きな地図で見る

 

 

寺山炭窯跡の総評

土日祝日に行けば、現地ガイドを無料で受けられます。

場合によっては、平日にもいらっしゃいます。

ガイドさんの説明を聴くと、理解が深まりますよ。

 

夏はヤブ蚊が多そうだから、虫除けスプレーが必要だね。

 

 

 

 

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