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寺山炭窯跡

投稿日:2018年2月27日 更新日:

読了予測:6分

寺山炭窯跡って、なーに?

 

島津斉彬は藩主就任後、集成館事業を興します。

その中の

  1. 反射炉の溶鉄
  2. ガラス製造
  3. 陶磁器製造

は、燃料として火力の強い白炭が大量に必要でした。

その白炭が造られた遺構が、寺山炭窯跡です。

 

寺山炭窯跡は、鹿児島市吉野町にあります。

 

この記事では、寺山炭窯跡の概要のほか、白炭の造り方を紹介します。

 

 

 

寺山炭窯跡の概要

出入口

寺山炭窯跡の出入口

出入口

寺山炭窯跡の出入口は、県道220号線に面しています。

 

駐車場があるんだね~。

 

寺山炭窯跡に車で向かうと、案内板を頻繁に目にするはずです。

 

なので、写真の出入口の案内板は小さいですが、見落とす事はないでしょう。

 

通路

寺山炭窯跡の通路

通路

寺山炭窯跡

通路

出入口から約100mほど下ると、寺山炭窯跡に着きます。

 

山の中にあるんだ~。

 

通路には、急な箇所があります。

 

雨の日や、車椅子の介助をされる方は、ご注意ください

 

炭窯跡

寺山炭窯跡

寺山炭窯跡

こちらが、かつて白炭が造られていた炭窯の遺構です。

 

こういう形をしてたんだ~!

 

安政5年(1858年)、炭窯は3基設置されました。

 

現在は1基のみが現存し、残る2基の設置箇所は、今も不明です。

 

GPSタグ

寺山炭窯跡のGPSタグ

GPSタグ

よく見ると、窯の石垣に何かある!

 

これは、GPSタグです。

 

平成27年(2015年)、寺山炭窯跡は世界文化遺産に登録されました。

 

その際、GPSタグが石垣に取り付けられ、衛星で監視し、事前に崩壊を予防する仕組みが整えられました。

 

黒炭

寺山炭窯跡の黒炭

黒炭

窯跡の手前の土を、よーく見てください。

何か気付きませんか?

 

あれ、この黒いのって、もしかして!

 

白炭を造る際、わずかな量の黒炭も精製されました。

 

その欠片が、今も周辺に埋まっています。

 

白炭の造り方

粘土と水を混ぜて天井を造る

寺山炭窯跡の粘土質の土

粘土

寺山炭窯跡の小川

小川

では、ここから白炭の作り方を、簡単に説明します。

まずは、現地の粘土と水を混ぜました。

 

なんで、粘土と水を混ぜる必要があったの?

 

粘土を柔らかくし、ドーム状の天井を作るためです。

 

天井には、煙突も備え付けられました。

 

原料木を入れて火を点ける

天井を粘土で作ったあと、周囲のシイノキなどの原料木を入れ、火を点けて蒸し焼きにしました。

こうして白炭の出来上がり、というわけです。

 

なるほど~。

 

この造り方は、島津斉彬の命で派遣された薩摩藩士・山元藤助らが、紀州で学び、研究したものがベースとなっています。

 

また、白炭製造地に寺山が選ばれたのも、

 

  1. 粘土
  2. 原料木

 

の3つが揃っていたためでした。

 

寺山炭窯跡の基本情報

【時】 自由
【所】 鹿児島市
【料】 無料
【駐】 無料
【交】 鹿児島中央駅から車で30分
三州原学園前バス停から徒歩15分

 

寺山炭窯跡の地図

Googleマップの大きな地図で見る

 

寺山炭窯跡の総評

土日祝日に行けば、無料で現地ガイドを受けられます。

場合によっては、平日にもいらっしゃいます。

 

夏は、ヤブ蚊が多そうだから、虫除けスプレーが必要だね。

 

現地に解説板が幾つかありますが、現地ガイドの話を聞いた方が、数倍勉強になります。

 

また、周辺には

 

 

などの観光スポットがあります。

 

こちらにも、是非どうぞ。

 

 


 

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