嘉永4年(1851年)、薩摩藩主・島津斉彬は、この水で水車を回して砲身に穴を開けるなど、集成館事業の動力源として活用しました。
関吉の疎水溝は、鹿児島市下田町にあります。
この記事では、疎水溝の概要を紹介します。
関吉の疎水溝の概要
出入口
臨時駐車場
一般車両は、ここから先に進めません。
車で来ちゃったけど、どうするの?
臨時駐車場には、約10~15台ほど停められます。
なお、車イス利用者が同乗されてる場合、関吉の疎水溝近くまで車を進められます。
通路
なお、周辺には自動販売機や、トイレもありません。
コンビニなどで、準備を済ませておくと良いでしょう。
通路右側の用水路は、水の流れが早いです。
柵が設置されていますが、お子様連れの方はご注意下さい。
堰跡
ただの岩場にしか見えないけど......?
よーく見ると、太い溝がありますね?
かつての取水口は、写真左上の石垣の部分にありました。
そして取水口から仙巌園周辺まで導水し、集成館事業に活用したというわけです。
本当に小型のダムだったんだね。
ただし、堰の概要や材料は、あくまで専門家の想像に拠るもの。
関吉の疎水溝は、いまだ謎に包まれた部分が残っています。
用水路
以降、上流の滝横から取水されるようになりました。
出入口周辺にあった田んぼは、関吉の疎水溝から水を引いているんですよ。
関吉の疎水溝のアクセス・駐車場・料金
営業時間 | 自由 |
場所 | 鹿児島市下田町1222 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 無料 |
アクセス | 鹿児島空港から車で35分 |
鹿児島中央駅から車で30分 | |
関吉の疎水溝入口バス停から徒歩5分 |
関吉の疎水溝の地図
関吉の疎水溝の総評
ちなみに、ボランティアガイドの説明を無料で聴講できます。
入場も無料なので、コスパの高い世界遺産です。
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