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西郷隆盛蘇生の家

投稿日:2018年4月21日 更新日:

読了予測:7分

西郷隆盛蘇生の家

西郷隆盛蘇生の家

前回の記事で、入水した西郷隆盛と月照が救助された事を教えて貰ったけど、その後どうなったの?

 

2人は、ある漁師の家に運び込まれました。

西郷は蘇生しましたが、月照は不帰の人となりました。

 

西郷隆盛蘇生の家は、鹿児島市吉野町にあります。

 

この記事では、蘇生の家の概要や、逸話を紹介します。

 

前回の記事

 

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西郷隆盛蘇生の家の概要

出入口

西郷隆盛蘇生の家の出入口

出入口

蘇生の家は、国道10号線&JR日豊本線沿いにあります。

当時は海岸近くにありましたが、両線の開通に伴い、現在地に移転されました。

そのため、踏切を渡る必要があります。

 

なるほど~、現在と少し離れた場所にあったんだね。

 

石碑

西郷隆盛蘇生の家の石碑

石碑

踏切を渡ると、〈西郷先生蘇生之遺蹟〉の碑があります。

題字は、西郷と同じ加治屋町で育った、東郷平八郎です。

 

ということは、東郷と西郷は面識があったんだね。

 

明治38年(1905年)、日露戦争の日本海海戦で、ロシアのバルチック艦隊を、連合艦隊が撃破します。

 

その時の司令長官が、東郷平八郎でした。

 

月照上人の遷化の碑

西郷隆盛蘇生の家の月照上人の遷化の碑

月照上人の遷化の碑

蘇生の石碑すぐ近くに、〈月照上人の遷化(せんげ)の碑〉があります。

 

遷化?

 

高僧が亡くなる事を、遷化と言います。

 

月照は、京の清水寺内に今もある成就院の住職でした。

 

坂下長右衛門誕生之地の碑

西郷隆盛蘇生の家の坂下長右衛門誕生之地の碑

坂下長右衛門誕生之地の碑

蘇生の家には元来、漁師の坂下長右衛門が住んでいました。

これも後世に伝えるため、誕生之地の石碑が建てられました。

 

それくらい、ここは西郷の人生にとって、重要な場所と言えるんだね。

 

蘇生の家

西郷隆盛蘇生の家

蘇生の家

そして、こちらが2人が介抱された家です。

 

わら葺屋根だ~。

150年以上前の家が、今も残ってるのは凄いね。

 

西郷隆盛蘇生の家

蘇生の家

現在は保存のために、四方全てが塞がれています。

なお、蘇生の家の裏側に、勝手口の戸があります。

 

介抱時は、地元の人もここから中に入って協力したのかもね。

 

西郷隆盛蘇生の家の逸話

花倉浜から運ばれる

花倉浜

花倉浜

入水した西郷と月照を引き上げた船は南下し、花倉浜に着きます。

そして、漁師・坂下長右衛門宅の雨戸に乗せられ、同宅に運び込まれました。

 

みんな、凄い必死だったろうね。

 

蘇生処置

西郷隆盛蘇生の家

西郷隆盛蘇生の家

一報を聞いた地元の人達が、小枝を集めて火を焚き、2人の体を温めました。

藩吏の阪口周右衛門は西郷を、平野国臣と下僕の重助は月照を、それぞれ介抱しました。

 

飛び込んだのは真冬の海だったから、時間との戦いだね......!

 

その甲斐もあり、西郷は意識を取り戻します。

 

しかし、月照は反応せず、最後の手段として鼻下に灸を据えましたが、効きませんでした。

 

帰宅

西郷南洲翁宅地跡

西郷南洲翁宅地跡

一説には、一報を聞いた大久保利通が、漁師宅まで駆けつけたと言われています。

その日の夕方、西郷は上之園の自宅に駕籠で戻り、療養生活を送ることになりました。

 

たしか、2人は筑前藩の捕吏に追われていたんだよね。

その後、どうなったの?

 

2人は亡くなったと、薩摩藩は捕吏に伝えます。

 

西郷に関しては偽墓まで用意しましたが、捕吏は検死をせず、引き返しました。

 

月照は、南林寺の西郷家墓域に葬られ、現在は南洲寺に眠っています。

 

 

西郷隆盛蘇生の家の基本情報

【時】 自由
【所】 鹿児島市吉野町97771
【料】 無料
【駐】 駐車スペースあり
【交】 鹿児島中央駅から車で20分
花倉バス停から下車すぐ

 

西郷隆盛蘇生の家の地図

Googleマップの大きな地図で見る

 

西郷隆盛蘇生の家の総評

夏場はマムシがいる場合があります。

しかし、草払いされていれば、概ね大丈夫です。

 

サンダルで来るのは、避けた方がいいかもね。

 

なお、上の話には続きがあります。

 

月照の下僕・重助は、捕吏に捕らえられ、半年間の獄中生活を送りました。

 

その後、京の清水寺に茶屋を開業し、同寺の月照の墓を守ります。

 

その茶屋は、忠僕茶屋として、現在も営業しています。

 

 

次回の記事

 

なお、西郷蘇生の家周辺には

 

 

などの観光スポットがあります。

 

こちらにも、是非どうぞ。

 

 


 

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