西郷隆盛銅像

西郷隆盛銅像

西郷さんの銅像って、有名だよね！

東京上野の銅像が有名ですが、鹿児島市の銅像も、同じくらい知名度があります。

西郷隆盛銅像は、鹿児島市城山町にあります。

この記事では、銅像の概要と逸話を紹介します。

西郷隆盛銅像の概要

全体像

全体像

西郷隆盛銅像の身長は、約5.2mあります。

顔の長さだけで、約90cmもあるんですよ。

西郷さんは肥満だったから、お腹がポッコリしているね。

特徴が出てる～（笑）

銅像の姿は明治6年（1873年）、千葉県習志野市で行われた日本陸軍初演習時のもの。

この時に着用した軍服が、西郷家に残っていました。

そのため西郷の体格が分かり、ほぼ実物の銅像を製作できました。

日本刀

日本刀

西郷が左手に持っている物が何か、分かりますか？

うーん、サーベルかな？

拵（こしらえ）はサーベル造りで、中身は日本刀の設定です。

山城国・初代信国のサーベル拵を所持していたため、銅像に採用されました。

台座

台座

銅像の台座石は、鹿児島市吉野で採れた花棚石。

吉野も、西郷ゆかりの地です。

ピンクを帯びた、珍しい石だね～。

築山

築山

西郷の銅像は、こんもりとした築山に建っています。

この築山は、西郷ゆかりの地である

1. 小根占村（現南大隅町）
2. 鹿児島市竜ヶ水
3. 鹿児島市磯

の3ヶ所から石を運んで、造営されました。

見えない所にも、こだわってるんだね。

築山には、東郷平八郎が揮毫した『西郷隆盛銅像』のプレートが、掲げられています。

東郷は西郷と同じ加治屋町で生まれ育ち、ロシアのバルチック艦隊を破った軍人です。

西郷銅像撮影ひろば

西郷銅像撮影ひろば

銅像の向かい側に、撮影ひろばがあります。

銅像と一緒に写りたい方は、ひろばから撮ると綺麗に収まりますよ。

なるほど！

西郷隆盛銅像の逸話

モデル

西郷隆治の墓

西郷隆盛銅像は、鹿児島市出身の彫刻家・安藤照によって、9年の歳月を掛けて完成しました。

西郷は写真を1枚も残しておらず、安藤はイメージ作りに苦労しました。

9年も掛かったんだ......！

製作途中のある日、アトリエに山形の県議会議員・石澤宏太郎が、親類の付き添いで訪ねてきました。

安藤は

「あなたほど似ている人はいない」

と、モデルを懇願。

西郷の孫の隆治と組み合わせ、ようやく完成しました。

幻の大久保利通銅像建立計画

大久保利通銅像

昭和50年頃、大久保利通の没後100年を記念し、銅像の建立計画が立てられます。

そして、西郷隆盛銅像の隣に建てる案が浮上しました。

そうだったんだーっ！

しかし、地元住民の反対意見が噴出し、隣接計画は白紙に。

そのため、大久保が育った加治屋町周辺に建てられました。

西郷隆盛銅像のアクセス・駐車場・料金

西郷隆盛銅像の地図

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西郷隆盛銅像の総評

鹿児島市の観光スポットと言えば、ここですね。

鹿児島市に旅行に来たなら、絶対に行かないとね～。

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