西郷隆盛銅像は、鹿児島市城山町にあります。
この記事では、銅像の概要と逸話を紹介します。
西郷隆盛銅像の概要
全体像
顔の長さだけで、約90cmもあるんですよ。
特徴が出てる~(笑)
銅像の姿は明治6年(1873年)、千葉県習志野市で行われた日本陸軍初演習時のもの。
この時に着用した軍服が、西郷家に残っていました。
そのため西郷の体格が分かり、ほぼ実物の銅像を製作できました。
日本刀
拵(こしらえ)はサーベル造りで、中身は日本刀の設定です。
山城国・初代信国のサーベル拵を所持していたため、銅像に採用されました。
台座
吉野も、西郷ゆかりの地です。
築山
この築山は、西郷ゆかりの地である
- 小根占村(現南大隅町)
- 鹿児島市竜ヶ水
- 鹿児島市磯
の3ヶ所から石を運んで、造営されました。
築山には、東郷平八郎が揮毫した『西郷隆盛銅像』のプレートが、掲げられています。
東郷は西郷と同じ加治屋町で生まれ育ち、ロシアのバルチック艦隊を破った軍人です。
西郷銅像撮影ひろば
銅像と一緒に写りたい方は、ひろばから撮ると綺麗に収まりますよ。
西郷隆盛銅像の逸話
モデル
西郷は写真を1枚も残しておらず、安藤はイメージ作りに苦労しました。
製作途中のある日、アトリエに山形の県議会議員・石澤宏太郎が、親類の付き添いで訪ねてきました。
安藤は
「あなたほど似ている人はいない」
と、モデルを懇願。
西郷の孫の隆治と組み合わせ、ようやく完成しました。
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幻の大久保利通銅像建立計画
そして、西郷隆盛銅像の隣に建てる案が浮上しました。
しかし、地元住民の反対意見が噴出し、隣接計画は白紙に。
そのため、大久保が育った加治屋町周辺に建てられました。
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西郷隆盛銅像のアクセス・駐車場・料金
営業時間 | 自由 |
場所 | 鹿児島市城山町4-36 |
料金 | 無料 |
駐車場 | なし |
アクセス | 鹿児島空港から車で40分 |
鹿児島中央駅から車で5分 | |
まち巡りバス 西郷銅像前から下車すぐ |
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カゴシマシティビュー 西郷銅像前から下車すぐ |
西郷隆盛銅像の地図
西郷隆盛銅像の総評
チェック
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