変わった形の灯籠ニャ。
笠石の形から、鶴灯籠と呼ばれています。
鶴灯籠は、鹿児島市吉野町の仙巌園内にあります。
この記事では、鶴灯籠とガス灯の関係を紹介します。
鶴灯籠とガス灯
構想
名君ニャ!
幕末の名君ニャ!
はい。
28代・島津斉彬は集成館事業の一環として、ガス灯の普及を考えていました。
関連記事
点灯
まず斉彬は、薩摩藩士で蘭学者の寺島宗則と八木称平に、ガス灯に関するオランダ書物を翻訳させました。
それをもとに必要な器具を造り、安政4年(1857年)8月、この鶴灯籠でガス灯をともしました。
器具を一から作るというもの、凄いニャー。
後日譚
しかしガス灯の普及計画は、安政5年(1858年)の斉彬急死で、中止となります。
それから14年後の明治5年(1872年)、横浜の本町通りで、ガス灯の街灯照明が始まりました。
斉彬の先見の明は、凄いニャ!
こうして斉彬の掲げた豊かな国造りは、明治政府の殖産興業へと受け継がれていきました。
鶴灯籠のアクセス・駐車場・料金
営業時間 | 午前8時30分~午後5時30分 |
休園日 | 年中無休 |
場所 | 鹿児島市吉野町9700-1 |
料金 | 大人・高校生以上1,000円 尚古集成館と共通 |
小中学生500円 尚古集成館と共通 |
|
駐車場 | 1日300円 |
アクセス | 鹿児島空港から車で40分 |
鹿児島中央駅から車で20分 | |
まち巡りバス 仙巌園前から下車すぐ |
|
カゴシマシティビュー 仙巌園前から下車すぐ |
|
電話 | 099-247-1551 |
HP | 仙巌園 |
鶴灯籠の地図
鶴灯籠の総評
一見ただの石灯籠に見えますが、歴史的名脇役ともいえるスポットです。
仙巌園の御殿下庭にあります。
特徴のある形だから、見つけられるはずニャ!
チェック
鶴灯籠の関連記事
監修:仙巌園