天文館エリア

造士館・演武館跡

造士館・演武館跡

造士館・演武館跡

 

造士館と演武館って、何?

 

両施設は、薩摩藩が運営する藩校でした。

 

 

造士館・演武館跡は、鹿児島市山下町の中央公園内にあります。

 

この記事では、造士館・演武館跡の概要や、歴史と逸話を紹介します。

 

 

造士館・演武館跡の概要

出入口

出入口

出入口

 

中央公園は、南九州一の歓楽街・天文館にあります。

四方から何時でも自由に立ち入りできますよ。

 

お花の綺麗な公園だねー。

 

 

跡地

造士館・演武館跡地

造士館・演武館跡地

 

ここに、造士館と演武館があったんだね。

 

両施設は安永2~3年(1773~1774年)、26代・島津重豪によって設立されました。

造士館では学問を、演武館では武芸が教えられました。

 

 

運営資金は藩から与えられ、学費は徴収されませんでした。

 

当時、造士館で掲げられていた重豪揮毫の額の複製が、尚古集成館に展示されています。

 

 

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石碑

石碑

石碑

 

中央公園の南側に、石碑に模したモニュメントが建っています。

両施設の見取り図など、当時の様子を知ることができますよ。

 

訪れたなら、見なきゃソンソン!

 

 

標柱

標柱

標柱

 

ちなみに石碑裏には、古い標柱も建っています。

こちらは、大正時代のものです。

 

年季が入ってる~!

 

 

造士館・演武館の歴史

造士館

造士館絵図

造士館絵図

 

造士館の歴史について、もっと詳しく教えて!

 

分かりました。

実は、幕末の志士が教官として教え、生徒としても教わった、歴史的に見ても重要な藩校でした。

 

 

造士館は、江戸の湯島聖堂と昌平坂学問所がモデルでした。

 

8~22才の藩士子弟が、朱子学・儒教など、主に東洋の科目を学びましたが、庶民の聴講も許されていました。

 

あの西郷隆盛や大久保利通も、勉学に励みました。

 

 

造士館の生徒

  • 西郷隆盛(陸軍大将)
  • 大久保利通(内務卿)
  • 村田新八(宮内大丞)
  • 松方正義(総理大臣・大蔵大臣)
  • 篠原国幹(近衛長官)
  • 長澤鼎(カリフォルニアのブドウ王)
  • 森有礼(文部大臣)
  • 五代友厚(大阪商法会議所初代会頭)
  • 大山巌(陸軍大臣)
  • 東郷平八郎(連合艦隊司令長官)

 

 

造士館の教官

  • 伊地知正治(薩摩藩軍奉行)
  • 有馬新七(寺田屋騒動で闘死)
  • 堀次郎(島津久光側近)
  • 篠原国幹(近衛長官)
  • 重野安繹(歴史家)
  • 柴山愛次郎(寺田屋騒動で闘死)
  • 橋口壮介(寺田屋騒動で切腹)

 

 

 

嘉永4年(1851年)、島津斉彬が43才で藩主に就任すると、西洋の実学が科目に加えられます。

元治元年(1864年)には小川町に開成所が設立され、造士館の優秀な生徒が学びました。

 

実際に役立つ学問を加えて、優秀な生徒を更に育てるシステムが加えられたんだね。

 

 

慶応元年(1865年)、開成所から更に選りすぐりの生徒が、イギリスに留学しました。

 

これらは薩摩スチューデントと呼ばれ、その多くが明治政府に出仕し、新時代の幕開けを担いました。

 

 

 

 

演武館

演武館絵図

演武館絵図

 

演武館は

  • 剣術
  • 槍術
  • 弓術
  • 馬術

など、藩中武芸の中心道場で、犬迫物も行われました。

 

さすが、武の国!

 

 

示現流の東郷家、犬追物の川上家など、師範22家が教える本格的な稽古所でした。

 

 

造士館・演武館跡の逸話

西郷隆盛の負傷

 

余談ですが、西郷は13歳の時、造士館から帰り道で、恨みを持つ上方限の長稚児・横堀三助に右腕を斬られました。

 

通っている事を知ってて、待ち伏せしたんだろうねえ。

 

 

この負傷で西郷は右肘がまっすぐ伸びず、武の道を諦めます。

 

代わりに勉学に励み、やがて薩摩藩の若手リーダーとして活躍しました。

 

 

 

 

造士館・演武館跡のアクセス・駐車場・料金

営業時間 自由
場所 鹿児島市山下町4-1
料金 無料
駐車場 セラ602(中央公園地下)
30分150円
アクセス 鹿児島空港から車で40分
鹿児島中央駅から車で5分
まち巡りバス
西郷銅像前から下車すぐ
カゴシマシティビュー
西郷銅像前から下車すぐ

 

 

造士館・演武館跡の地図

→ Googleマップの大きな地図で見る

 

 

造士館・演武館跡の総評

 

現在の中央公園には芝生が広がっており、休憩にも最適な場所です。

 

気候が良ければ、お弁当を広げて食べたいね~。

 

 

この記事の参考文献はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-天文館エリア
-五代友厚, 伊地知正治, 堀次郎, 大久保利通, 大山巌, 島津斉彬, 島津重豪, 有馬新七, 村田新八, 東郷平八郎, 東郷重位, 松方正義, 柴山愛次郎, 森有礼, 横堀三助, 橋口壮介, 篠原国幹, 薬丸兼義, 西郷隆盛, 重野安繹, 長澤鼎