旧島津氏玉里邸庭園は、鹿児島市玉里町にあります。
この記事では、庭園の概要を紹介します。
旧島津氏玉里邸庭園の概要
黒門
明治20年(1887年)、斉興の息子・島津久光が、庭園で亡くなりました。
そこで、久光の国葬に間に合うように
- 国葬道路
- 黒門
が、急ピッチで造られました。
以来、黒門が正門として使われ、現在に至ります。
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茶室
江戸時代に造営された、当時のままなの?
造営当時の茶室は、明治10年(1877年)に西南戦争で焼失しました。
現在の茶室は明治12年(1879年)に、久光によって再建されたものです。
書院造で
- 客間6畳
- 次の間6畳
- 控えの間6畳
の、3部屋から成っています。
これは雨戸返しと言って、角に棒を立て、スムーズに雨戸を閉めるための装置。
仙巌園の御殿も、同じ雨戸返しです。
訪問された際、注意深く見て下さいね。
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キリシタン灯籠
江戸時代って、キリスト教は禁教じゃなかったっけ?
嘉永4年(1851年)、斉興が隠居して庭園に住み始めます。
安政6年(1859年)に逝去後は、斉興の養女である勝姫が居住しました。
実は、この勝姫が隠れキリシタンで、ひそかに石灯籠を拝んだと言われています。
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磯石
大きい石!
巨石は磯海岸で53個に分割され、庭園に運搬されました、
そして現在の場所で、再び継ぎ固められました。
鶴の池
池から2本の短い棒が出ているのが、見えますか?
あれは何?
鶴の池から出ている棒は、小舟を係留するためのもの。
桜の咲く浮島近くに小舟を浮かべ、お花見を船上で行ったと伝えられています。
旧島津氏玉里邸庭園のアクセス・駐車場・料金
営業時間 | 午前9時~午後5時 |
休園日 | 火曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始 |
場所 | 鹿児島市玉里町27-20 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 無料 |
アクセス | 鹿児島空港から車で30分 |
鹿児島中央駅から車で15分 | |
女子高前バス停から徒歩1分 | |
電話 | 099-222-2627 |
HP | なし |
旧島津氏玉里邸庭園の地図
旧島津氏玉里邸庭園の総評
入場無料で、トイレ付き。
運が良ければ、関係者が無料ガイドをしてくれます。
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