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水上坂

投稿日:2018年2月20日 更新日:

読了予測:7分

水上坂

水上坂

水上坂(みっかんざか)は、鹿児島から京・江戸方面に向かうルート上にあり、旅の最初の難所でした。

薩摩藩主は、この水上坂を通って参勤交代に向かったんですよ。

 

変わった名前だね~。

 

水上坂は、鹿児島市常盤2丁目にあります。

 

この記事では、水上坂の概要や逸話を紹介します。

 

 

水上坂の概要

石橋

水上坂に埋まっている石橋

石橋

水上坂の石橋

石橋

この道路に埋まっている石橋が、水上坂の登り口です。

 

車1台分しか通れない狭さだね~。

 

水上坂登り口にある石橋は、幅が約4.4mしかありません。

 

上記写真の通り、全般的に道が狭いです。

 

車の往来が多いので、ご注意ください。

 

水神様(阿弥陀井)

水上坂の水神様(阿弥陀井)

水神様(阿弥陀井)

こちらが、石橋の目の前にある、水神様(阿弥陀井)です。

昔は水が湧き、茶屋がありました。

 

ここで一息いれて、坂を登ったんだねえ。

 

現在は、水神様(阿弥陀井)の前に、飲料のための蛇口があります。

 

夏場は暑いので、喉を潤すと良いでしょう。

 

東・西客屋跡(水上の御仮屋)

水上坂の東・西客屋跡(水上の御仮屋)

東・西客屋跡(水上の御仮屋)

水上坂の東・西客屋跡(水上の御仮屋)

東・西客屋跡(水上の御仮屋)

こちらも石橋の目の前にある、東・西客屋跡(水上の御仮屋)です。

参勤交代での藩主一行の休憩所でした。

 

へーっ!

 

出国時は旅装束、帰国時は国入り装束に着替えたので、御装束門屋敷とも呼ばれていました。

 

安政元年(1854年)1月21日、この東・西客屋跡(水上の御仮屋)で、島津斉彬は初めて西郷隆盛を見たと伝えられています。

 

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それでは、水上坂を登ってみましょうか。

昔の人は、頂上から見える桜島を眺めて、京・江戸方面に向かいました。

 

鹿児島の見納めの景色だったんだね~。

 

入口から頂上まで、徒歩で約10分ほど。

 

急勾配な箇所もあり、運動不足の方が水上坂を登るのは、少し苦労するかもです。

 

頂上

水上坂の頂上

頂上

着いたーっ!!

って、桜島が見えないんですけどーっ!!

 

すみません、これが現実です......。

 

残念ながら、現在は頂上に団地が建っており、桜島を望めません。

 

ただし、昔の人の苦労を知るには、最適な坂道ですよ(笑)

 

水上坂の逸話

西郷隆盛と大久保利通の妙円寺詣り

大久保利通生い立ちの地の石碑

大久保利通生い立ちの地

この水上坂は、妙円寺詣りのルートでもありました。

 

妙円寺詣り?

 

妙円寺詣りとは、関ヶ原の合戦後、苦労を重ねて薩摩に帰り着いた、島津義弘公を偲ぶ行事です。

 

青年時代の大久保利通は、西郷隆盛と水上坂を登り、妙円寺詣りに参加したことを日記に記しています。

 

 

 

寺島宗則の送別の辞

寺島宗則(松木弘安)銅像

寺島宗則(松木弘安)銅像

天保13年(1842年)8月22日、27代・島津斉興は、参勤交代のため、鶴丸城を出発します。

当時10才だった寺島宗則は、斉興の側室・お由羅に、この水上坂で送別の辞を述べました。

 

寺島宗則?

 

寺島宗則は、明治時代に神奈川県知事や外務卿を務めた人物です。

 

この送別の辞をきっかけに、弘化2年(1845年)、13才で江戸に藩費留学します。

 

英才教育を受けた寺島は、島津斉彬の右腕として集成館事業を支え、薩摩藩や明治政府の外交・教育を担いました。

 

 

 

水上坂の基本情報

【時】 自由
【所】 鹿児島市常盤2丁目20番地~武岡1丁目2番地
【料】 無料
【駐】 駐車スペースあり
【交】 鹿児島中央駅から車で10分
常盤バス停から徒歩10分

 

水上坂の地図

Googleマップの大きな地図で見る

 

水上坂の総評

車でお越しの場合は、カーナビの目的地を、上記地図の『遠矢食品』に設定してください。

 

水神様(阿弥陀井)の横に、車1台分の駐車スペースがあります。

 

繰り返しますが、車の往来が激しいため、幼児を連れての散策は、オススメしません。

 

じっくりと大人が味わう歴史スポットです。

 

また、周辺には

 

 

などの観光スポットがあります。

 

こちらにも、是非どうぞ。

 

 


 

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