桐野利秋誕生地は、鹿児島市吉野町にあります。
この記事では、誕生地の概要や逸話を紹介します。
桐野利秋誕生地の概要
出入口
出入口は階段になっていますが、徒歩30秒で着きます。
誕生地は現在、実方(さねかた)公園という小さな広場になっています。
石碑
桐野利秋誕生地の逸話
貧しい生活
中村家の家格は、城下士として下から2番目の御小姓与(ごしょうよ)。
しかし少年時代、父・与左衛門が徳之島へ流刑となり、家禄を失います。
また、兄も病死したため、桐野は農業・開墾・紙すきなどで家計を支えました。
山下孫兵衛の施し
助ける人はいなかったの?
主食がカライモの中村家にとって、歳末に餅を備えることは難しいことでした。
これを孫兵衛が憐れみ、餅米を贈った逸話が残っています。
また明治6年(1873年)に下野した際、桐野は孫兵衛を頼って山野を開墾しました。
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剣術
幼少の頃から立ち木打ちに徹し、自宅や近所の庭木に1日8,000回打ち込み、すべて枯らせるほど鍛錬に励みました。
その甲斐もあり、軒先から1滴の雨だれが地面に落ちる間に、3度抜刀して3度鞘に収められるほどの腕前に。
小示現流・伊集院鴨居の道場にも通い、京で西郷隆盛の警護に従事しました。
坂本龍馬の訪問
桐野の妻・久は、慶応2年(1866年)に龍馬が桐野家を訪問した、と証言しています。
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桐野利秋誕生地のアクセス・駐車場・料金
営業時間 | 自由 |
場所 | 鹿児島市吉野町389 |
料金 | 無料 |
駐車場 | なし |
アクセス | 鹿児島空港から車で35分 |
鹿児島中央駅から車で20分 | |
実方(さねかた)神社バス停から徒歩3分 |
桐野利秋誕生地の地図
桐野利秋誕生地の総評
「このような木を、すべて枯らせたのか」
と、感慨に浸れます。
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