柏木源藤の墓
柏木源藤って、だーれ？
関ヶ原の合戦で、西軍・島津義弘の配下に付いた人物です。
東軍の将・井伊直政を狙撃し、落馬させました。
柏木源藤の墓は、鹿児島市南林寺町の南林寺由緒墓にあります。
この記事では、関ヶ原の合戦と源藤の関わりを紹介します。
柏木源藤と関ヶ原の合戦
参戦
関ヶ原の合戦は、約6時間で終了。
味方の西軍は、早々に敗北しました。
そして、義弘や源藤は、東軍に包囲されます。
大ピンチ！
撤退
そこで義弘は、東軍本陣の徳川家康を目掛けて、強行突破します。
そして、途中で反転。
そこから、本格的に撤退を始めました。
この一連の動きを、「島津の退き口」といいます。
いったん前進してから、退却したんだね。
井伊直政を狙撃
義弘は退却の途中、「捨て奸」と呼ばれる足止め作戦で、逃げ切りを図ります。
しかし、敵将・直政が、すぐ側まで迫りました。
そこへ、藪の中から柏木が発砲。
直政は負傷して、落馬します。
こうして義弘は、薩摩に帰ることが出来ました。
大手柄だね！
源藤は帰国後、義弘の隠居所だった加治木に居住しました。
一説には義弘の直臣となり、出仕したといわれています。
廻国修行
柏木源藤の墓
しかし、慶長7年（1602年）、柏木が狙撃した直政が、銃創が原因の病で亡くなります。
訃報を聞いた柏木は、出家。
廻国修行に旅立ち、行方不明になります。
そして、後世の明和6年（1679年）、この供養墓が建てられました。
お墓に刻まれた「武山丈心居士」は、源藤の戒名なんだね。
柏木源藤の墓のアクセス・駐車場・料金
| 営業時間 | 自由 |
| 場所 | 鹿児島市南林寺町23-22 |
| 料金 | 無料 |
| 駐車場 | 無料 |
| アクセス | 鹿児島空港から車で40分 |
| 鹿児島中央駅から車で10分 | |
| まち巡りバス 天文館から徒歩10分 |
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| カゴシマシティビュー 天文館から徒歩10分 |
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| 電話 | 南洲寺 099-222-5655 |
柏木源藤の墓の地図
柏木源藤の墓の総評
直政は戦後処理で、島津家のために尽力してくれた人物です。
その甲斐もあり、島津家はお咎めなし。
領土安泰となりました。
主君や薩摩のために尽くしてくれた直政を亡くして、柏木はいたたまれなくなったのかもね。
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