
石橋記念公園って、どういう所?

かつて甲突川に架かっていた石橋・西田橋が、移築されて整備された公園です。
石橋記念公園は、鹿児島市浜町にあります。
この記事では、石橋記念公園の概要を紹介します。
石橋記念公園の概要
出入口

石橋記念公園には、隣接する国道10号線から入るのが一般的です。
茶色の大きな看板が、目印。
なお、駐車場も利用できます。

看板が大きいから、スルーしちゃうことは無さそうだね。
西田橋

公園に入ると、すぐ西田橋が出迎えてくれます。
参勤交代のルート上にあったので、擬宝珠が取り付けられるなど、豪華な造りです。
ちなみに、車椅子の方も渡れますよ。

石畳が、斜めに敷かれてる!
滑らないための工夫だね。
西田橋の石材は、水が浸み込みにくい溶結凝灰岩。
その中でも、最上の小野石が使われました。
また西郷隆盛や大久保利通、篤姫も、この西田橋を渡りました。
人工の川

西田橋の下には、人口の川が流れています。
夏になると、水遊びをする子供達でいっぱいです。

子供連れにも、おすすめだね!
ビュースポット

少し離れた通路から、西田橋と桜島の写真を撮影できます。
順光の午後がおすすめです。

絵になる~。
西田橋御門

こちらは、西田橋御門。
江戸時代の人びとは、西田橋そばの御門で改めを受け、城下を出入りしていました。

なるほどー。
なお、当時の開門時刻は明六ツ(午前6時頃)。
閉門時間は、暮六ツ(午後6時頃)でした。

西田橋御門は、明治10年(1877年)の西南戦争で焼失したと考えられています。
そして、石橋記念公園が整備された際、当時の写真を参考に復元されました。

とても立派だね。
柱が太い!
石橋記念館

西田橋の向かい側には、石橋記念館があります。
予約は必要なく、無料です。
せっかくなので、入ってみましょうか。

はーい!

石橋記念館では、西田橋を含む甲突川五石橋の歴史を学べます。
こちらは、西田橋の建造を再現したジオラマです。

石がたくさん!
重労働だったろうな~。

甲突川五石橋は、薩摩藩の財政を好転させた家老・調所広郷のインフラ整備によって建造されました。
館内には、調所の功績も展示されています。

当たり前だけど、豪華な西田橋を造れたのも、お金があってこそだよね。
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石橋記念公園のアクセス・駐車場・料金
営業時間 | 石橋記念公園 自由 |
石橋記念館 7月~8月 午前9時~午後7時 9月~6月 午前9時~午後5時 |
|
休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合は翌日) 12月31日~1月3日 |
場所 | 鹿児島市浜町1-3 |
駐車場 | 午前8時~午後9時 無料 |
アクセス | 鹿児島空港から車で40分 |
鹿児島中央駅から車で15分 | |
まち巡りバス 石橋記念公園前から下車すぐ |
|
カゴシマシティビュー 石橋記念公園前から下車すぐ |
|
電話 | 099-248-6661 |
HP | 石橋記念公園 |
石橋記念公園の地図
石橋記念公園の総評

景色もいいし、勉強になりました!

石橋記念館は、毎週月曜日が休館日です。
その点だけ、ご注意下さいね。
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