南洲神社

南洲神社って、なーに？

西南戦争で亡くなった、西郷軍戦没者を祀る神社です。

南洲神社は、鹿児島市上竜尾町にあります。

この記事では、南洲神社の概要を紹介します。

南洲神社の概要

出入口

南洲神社の出入口は、2ヶ所あります。

1つは、南洲墓地に隣接する高台の駐車場。

もう1つは、下から上る階段です。

カイダンノボリタクナイ。

まち巡りバスで来られる場合、南洲公園入口で下車後、階段を上る必要があります。

カゴシマシティビューの停留所は高台の駐車場にあるのため、階段を上る必要はありません。

鳥居

鳥居

階段を登ると、南洲神社の鳥居が見えてきます。

鳥居をくぐって、まっすぐ進めば南洲墓地。

右に曲がれば、南洲神社です。

りょうかーい！

常夜灯

鳥居のすぐ近くに、常夜灯があります。

昭和14年（1939年）、遷都70年を迎えた東京市から贈られました。

なんでまた？

慶応4年（1868年）、西郷隆盛と勝海舟の会談によって、江戸無血開城が決まりました。

総攻撃も中止され、江戸は兵火を免れます。

その時の感謝の印として、南洲神社や南洲墓地があるこの地に、常夜灯が贈られました。

勝海舟歌碑

常夜灯の隣には、西郷と会談した勝の歌碑があります。

なんて書かれてるの？

「ぬれぎぬを

干そうともせず

子供らが

なすがままに

果てし君かな」

西南戦争後、私学校生徒に身を委ねて亡くなった西郷を偲んで詠まれました。

南洲神社電燈

境内をさらに進んでいくと、古びた電燈があります。

レトロ～。

南洲神社電燈

正式名称は、〈南洲神社電燈〉と呼びます。

大正2年（1913年）、旧集成館が製造しました。

100年以上の代物です。

今も現役なんだ～っ！

集成館事業ゆかりの地

西南之役薩軍戦没者名碑

南洲神社電燈すぐ近くに、〈西南之役薩軍戦没者名碑〉があります。

ここに刻まれているすべての戦没者が、南洲神社に祀られています。

たくさんの人が亡くなったんだね。

拝殿

拝殿

そして、こちらが拝殿です。

参拝は、いつでも自由にできます。

さっそくお参りしよーっと！

拝殿

また、儀式が行われていなければ、拝殿の中に入れます。

あれ、右側にある像って！

西郷隆盛公胸像

はい、西郷の像です。

客人が来た時の西郷は、銅像のように正装に着替えて、丁寧に応対したと伝わっています。

礼儀正しい人だったんだね。

南洲神社のアクセス・駐車場・料金

営業時間	自由
場所	鹿児島市上竜尾町2-1
料金	無料
駐車場	無料
アクセス	鹿児島空港から車で40分
	鹿児島中央駅から車で10分
	まち巡りバス南洲公園入口から徒歩5分
	カゴシマシティビュー西郷南洲顕彰館前から下車すぐ
HP	南洲神社