大山巌ゆかりの地

大山巌ゆかりの地

大山巌は、どんな人物だったの？

陸軍大臣を何度も務め、元帥まで上り詰めた軍人でした。

大山巌ゆかりの地は、鹿児島市内に約10ヶ所あります。

この記事では、特に関わりの深い6ヶ所を紹介します。

大山巌ゆかりの地

大山巌誕生地

大山巌誕生地

天保13年（1842年）、鹿児島城下の加治屋町で大山は生まれました。

下級武士で暮らしは貧しかったのですが、邸宅の広さは368坪もありました。

368坪！

西郷隆盛誕生地

西郷隆盛誕生地

大山は6～7歳の頃より、近所に住む15才年上の従兄弟・西郷隆盛から、習字や読書を学びました。

ちなみに、誕生地の石碑建立には大山も関わったんですよ。

そうなんだ～♪

造士館・演武館跡

造士館・演武館跡

また、7才の時に藩校の造士館に入学。

文武の研究や、心身の鍛錬に努めました。

エライエライ♪

尚古集成館

尚古集成館

慶応4年（1868年）の戊辰戦争で、大山は〈弥助砲〉と呼ばれる、自ら改良した臼砲・山砲で戦いました。

弥助砲は現在、鹿児島市の尚古集成館に展示されています。

自分で改良！

すごーい！

西郷武屋敷跡

西郷武屋敷跡

維新後はヨーロッパに留学しますが、明治6年（1873年）に下野した西郷を政府に復帰させるため、帰国。

約1ヶ月、鹿児島に滞在して説得しましたが、失敗に終わりました。

西郷さんの家に通い続けたのに、失敗したんだね......。

せっかく留学途中から帰ってきたのに（涙）

大久保利通生い立ちの地

大久保利通生い立ちの地

明治22年（1889年）、大山は同志達と共に、西郷と大久保利通の誕生碑を、それぞれ住居跡に建立しました。

さっき紹介した西郷さんの誕生碑と、同じ形だね。

2人を対等に扱うように、配慮したんだね。

大山巌ゆかりの地の地図（鹿児島市）

→ Googleマップの大きな地図で見る

大山巌ゆかりの地の総評

大山は、江戸に遊学したり海外に留学したりと、鹿児島を離れた時期が結構あります。

ゆかりの地と関わった年代が飛び飛びなのも、そのためです。

元帥にもなった人だから、忙しかったろうね。

参考文献はこちら

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